2022年03月18日 08時19分
「オートレースは試走で7割は決まる」
そう言われるほど、オートレースでは『試走』が重要です。
『試走』とは?
レース本番直前に行われる、本番前の試走行のこと。選手は一定間隔をあけて3周を走り、最後の1周は全力を出すことが義務付けられている。試走タイムが本番タイムよりも遅かった場合、罰則があることも。
オートレースで的中率を上げるためには、試走に関連する項目はもちろんのこと、オープンレースであれば平均ST(平均スタートタイミング)がより重要になりますし、ハンデレースであれば課されたハンデ距離を加味して予想することが大事です。
オートレースで損せず勝ちたいあなたのために、基本的なチェック項目を解説します。
▼必ず見るべき5つの項目
①ハンデ
②試走タイム
③試走偏差
④平均スタートタイミング
⑤走路状況
ハンデレースの場合、必ずハンデは確認してください。ハンデは0~110mに設定されていて、選手の実力や組み合わせによって変動します。基本的な考え方として、10m = 0.01秒の差がある、と認識しておきましょう
試走のラスト1周の100mの平均タイムです。選手は試走の際、全力で走行することを義務付けられている上、試走では一定間隔をあけて走りやすい状況になっているので、基本的に本番タイムが試走タイムより早くなることはありません。本番直前の選手やバイクのコンディションを知るための大きな手がかりなので、必ず確認するようにしましょう。
過去の実績から、試走タイムと本番タイムの差をあらわした数値です。
(例)
A選手 = 平均試走タイム3.50、平均本番タイム3.55 → 偏差+050
B選手 = 平均試走タイム3.45、平均本番タイム3.60 → 偏差+150
いくら試走が重要だとはいえ、車券の的中を決めるのは本番タイム(競走タイム)です。それぞれの選手が本番でどれだけ試走に近いパフォーマンスを出せているかを確認できるのが試走偏差です。
オープンレースの場合、特に重要になるのがこの平均スタートタイミング(平均ST)です。平均STは、大時計の針が0になってから選手が各スタートラインから離れるタイミングの平均値です。オープンレースで特に重要になる理由は、ハンデがない分、いかにスタート時に前に出られるかが勝負の分け目になるからです。
ちなみに、雨走路の場合、走路がどれだけ濡れているか?によってタイムが変動するので試走偏差はほとんど使えない指標になります。
オートレース初心者におすすめの車券は、複勝とワイドです。
これら2つの車券は他の車券に比べて的中率が高いため、オートレースに慣れるまでは複勝かワイドを購入するのがよいでしょう。
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車券の種類について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。